コラム<舞台の方角を考える>

昔、ファミコンで『つっぱり大相撲』というゲームがあって
その中で番付けには東と西があって東の方が強い事、地位が高いと言うこと知りました。


その時はなんとも思わなかったのですが、
最近になってなぜ東の方が強いのかと疑問が湧いてきました。
調べてみるとこんな答えが出てきました。


なるほどこれ見ると、

本殿にいる天皇から見て左側の方が位が高いとのことです。
左大臣、右大臣という言葉がありますがそれも左の方が地位が高いです。

では
左がえらいから東もえらくなるのか?
東がえらいから左がえらくなるのか?

私は日本では東が先なのだと思います。
日出づる国であるから日が昇ってくる東が優位なのだと私は解釈しています。

その東が天皇から見て左側にあるから「左」が優位となったのだと思います。

こういう方角の話というのは神事とか芸能を考える上で非常に重要になってくると思っています。

舞台はどこの方角を向いているのが正しいのか?という疑問も湧いてきます。

先の答えに北側の本殿には天皇が居るとありました。
これでいうと舞台は天皇の居る北側を向くことになります。

昔の神事もそうなのではないでしょうか?
神様が北に居ると考えると舞台は常に北側を向くわけです。

室町時代の勧進能の図面が残って居るのですが、
そこでもやはり舞台は北を向いています。

でも、古代ギリシアの野外劇場などをみると大体南から南東の方角を向いています。
普通に考えると舞台を明るく照らすには太陽の明かりをうける東から南に向いていた方が都合がよいわけです。

いろいろと調べ切れてはいないのですが、
世界にある野外の劇場の方角を調べてみるのも面白いなと思いました。

 

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